20200626 「21歳」
小学生の時、友達の前で「ハタチになる頃には死ぬんだ!」と豪語していた。痛いタイプだとは思うけど、大人になるのはなんとなく怖いことだ思ってた。
中学生くらいになると、将来のことを考える度に絶望した。これは自分がなんとなく周りと違うと感じ始めた頃と一致する。いや、正直にいうと、元々自分は他の人とは違うと主張したがっていた。でも実際「違う」と言われると、「異端だ」と真正面から言われると、それなりに動揺してしまうものなんだと思う。
高校生の頃はあまり記憶にない。まあ半分死んでいたからな。
18歳の頃が一番よかったなあ、とか、21になった私は思う。
「まだ若いのに」という言葉は本当に、ウザいよな!
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大好きな本を読み返して、いつの間にか主人公より年上になっているとすごく落ち込む。というか焦る。
あーーー、そして、これに強く強く胸を掴まれるのは、いわゆる「若さゆえ」なのか。そうなのかよ!!!
急にチープな感じがして、最悪だよな。
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好きな人が何歳でもいいんだけど、私が21歳であることはめちゃくちゃ気にしちゃうな。恥ずかしい。
恥ずかしいけど、言ってもいいですか!あ-----!ずっと18歳が良かったよ!
でもこれをもし18の時の私が聞いたら怒るだろうなあ。
18の時は、その時なりの苦しさで生きていたと思うな、忘れちゃったけど。
18歳の頃、ね、可愛い彼女とデートして楽しかったなあ。
なんかもう、将来何が起ころうと怖くなかったから、なんだってできたな。うわ!
これから人生下り坂だったりします?無理ーーー!耐えられん。
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オジサンオバサンが嫌いです。すみません、過激で。
自分もいつかこうなってしまうと思うと、いや、どうしても早く死ななきゃと焦ってしまう。
大事なものができたり、確固たる人生観をもったり、経験でものを語ったり、そういうのってどれだけ価値があるのかしら。
いやいや、尊敬はしています。経験の差っていうのはとても大きいとは思います!大きいけれど、大きいとしても、それに価値があるかどうかは別の話でしょ?尊敬していても、それを将来の自分の目標にしたいなんて思ったことない。ふざけんな。
大事なものをもつのは怖いし、何か確信めいたものをもつのも怖い。そういうのを「信じる」とかで正当化して人に求めるのはやめてください。ハラスメントだと騒ぎますよ!
「自信は、自分との約束を守ることで得られる」って、尊敬している大人に言われたことがある。まあそうなんだろうなと思うけど、「それな」って感じ。いや間違いないので日々意識してます。はい。
うんざりするよなあ、こういうの。
疲れているとか、そういうのじゃなくてね。
こういうところがダメなんだよなあというのは知ってます。
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「どんな人間になりたいか」で自信満々に答えられる人間すごいよな。前提から地獄じゃん。ひい。
とかいって、なんだかんだ、それっぽい人生を歩んできてしまったので、それっぽい人生から外れるのは怖いし。
こういうことを考えることこそ、「若い」とか言われちゃうんでしょ?やだなーーーもう21だってのに。本当にお恥ずかしい話。
でもさあ、誰かみたいに「恥の多い人生を送ってきました」なんていうのも嫌だなあ。どんな気持ちで書いたんだろうね、あれは。作家ってすごいよなあ。
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「自分の人格に絶望する」なんて恥ずかしくって、言えないよね。絶望ねえ。
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自分のことを話していたら、「へえ、ミニマリストなんだね!」と言われた。
ミニマリストのドキュメンタリー映画とかなら見たことあるけど、私はべつに拘りがあって持ち物を減らしているわけではない。不健全なくらいモノに対して執着がないだけで。たぶん、モノだけじゃなくて、いろんなものに対してそう。「断捨離」だとかそんな意気込まなくたって、目の前にあるもの全部ゴミに出されても、たぶんそんなに怒らないだろうな、私。
プレゼントをもらうと罪悪感を感じてしまうのは、こういう性格だからだと思う。
あと人に対する執着も、やっぱり薄いんだと思う。
そんなことなかった!と思った素敵な経験もたくさんあったけど、おそらく他者サイドではなく自分サイドに全て問題があって、そもそもの執着は薄いと思う。
もし来年あたり一人暮らしでも始めたら、きっと何を持って行っていいかわからないな。
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「適性」ってあるよな。悔しいけど。
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やっぱり、大人になるのは怖いなあ。