20200731「自己開示と怠惰」 

小学4年生の時の、学校の保護者面談で、

「娘さんは宇宙人のようですね」と、言われた。

 

その先生が嫌いだったのもあるけど、

なんかすごく腹が立って、同時に悲しかった。

 

こんな感じで、もうかれこれ10年以上、「わかってもらえない」という悲しさと付き合ってきた。

 

 

自分でもまだわかりきっていないのだが、

「感受性が豊かで、人の喜怒哀楽を自分ごとのように感じることができる」

と言われたこともあるし、一方で、

「何を考えているのか全く分からない、怖い」

と言われたこともある。

 

 

これ以上ないくらいに誰かに愛着を覚えたり、

死んでしまっても構わないくらい誰かを助けたいという思いがある一方で、

目の前の人がどんなことをしていようが、何を好きだろうが、

そんなことは構いやしないという冷たい態度をとってしまうことがある。

 

ちなみに、好きな人には意地悪をしたくなってしまうタイプだった。

 

 

ーーー

 

「自己開示に課題がある」というのは、大学一年生で真っ先に先輩に指摘された。

当時はそれがなぜ課題かよくわからなかったけど、

段々と理解するようにはなってきたと思う。

 

 

いつからだろうと振り返ると、なかなか難しい。

外部要因もあるし、元々の性格的なこともあると思う。

 

外部要因というと、「自分が周りと違うことに気が付いた時」なんかが当てはまる。

例えば、自分って周りと同じ「女の子」じゃないなって気付いた時とか。

 

そのへんの違和感は、やたら小さい時からあった。

特に何かを意識していた訳ではないんだけど、

周りは私のことを「キャラ付けしている」という風な目で見たりしたこともあった。

「でたー!おかまキャラ!」みたいな。なんやねんそれって感じだけども。

 

周りと同じような恰好するの嫌だなあとか、思った。

でも目立つことで「キャラ付けしている」とか言われるから、

仕返しに周りのことを「でたー!量産型!お前ら個性なくてつまんな!」

みたいに(心の中で)思うようにして自分を守ったりした。

 

でも結局、人をどうこう言うのも、言われるのも馬鹿馬鹿しくて、

自分は人に興味をもたなくなっていった。

気にしなくなっていった。気にしても仕方ないなと。

 

この辺は、ちょっと環境のせいにしたくなっちゃうな。

 

ーーー

 

次に、性格とかの内部的なこと。

 

私はめちゃくちゃ頑固だと思う。

そして完璧主義だと思う。

自分の言った約束が守れないのは死ぬほどダサい。

だから死ぬ前に逃げてしまう。

そうやって逃げたのが大学3年生なのは、ご存じの通り。

 

自分のブランディングをちゃんとしたいんだな。

信頼できる奴だと思われたいし、完璧だと思われたい。

 

でも、もう自分のこと完璧じゃないってわかってくれる人がいると、

不思議とめちゃくちゃ安心しちゃうんだよね。

 

あーーーーーもう頑張らなくていいのか、って。

 

自分の失敗を見ている人は、これだから良い友人になれるわけだ。

 むむむ。